海外で運転するには?

事前に準備しておくこと

日本で取得した運転免許証は、海外では使用することができません。海外で自動車を運転するときは、国際免許証を取る必要があります。国際運転免許証を取得する際に必要なのは、運転免許証、写真(縦5cm×横4cm)、パスポート、お持ちの場合は古い国際運転免許証、手数料2400円程度で、各都道府県の警察署の運転免許課、運転免許センターなどで交付されます。なお、警察署で交付を受ける場合は2週間ほどかかるので、ご注意ください。有効期限は1年間です。1年以上、海外に滞在する場合には、日本の免許をその国の免許に切り替えるか、試験を受けて免許を取得する必要があります。帰国後、簡単な審査で日本の免許に切り替えることができます。ブラジルなど、国際運転免許証があっても運転できない国もありますので、旅行先のルールがどうなっているのか、必ず事前に確認をしてください。

また、旅行の日程が決まっている場合は、渡航前に日本でレンタカーの予約を済ませておけば安心です。ほとんどのレンタカー会社は日本語対応のネット予約ができます。借り出し地点と返却地点を別の場所に設定するにも簡単です。日本語音声のカーナビを予約することもできます。また、事故の際にも、日本語で対応してくれます。現地に着いたら、空港そばのレンタカー会社から自動車を借ります。手続きには、パスポート、運転免許証、国際運転免許証、クレジットカードが必要です。ネット予約をしておけば、サインをするだけで借りられます。返却方法については、よく聞きましょう。ガソリンを満タンにして返すのか、手数料+ガソリン代の後払いなのか、ガソリン代の前払いなのか、会社によって違います。出発前に、計器類、スイッチの場所、カーナビの確認などを行いましょう。また、事故時の連絡先の再確認も大切です。

安全に運転するために

海外では、自動車は右側通行の国が多いです。長いドライブ中、うっかり左側車線を走ってしまわないよう、注意しましょう。右折は小回り、左折は大回り、ということを意識しておかないと、左車線に入ってしまいがちです。信号の、赤・青・黄の意味合いはほとんどの国で同じですが、アメリカのように「赤信号でも一旦停止後、右折可能」や、「信号のない交差点では、一旦停止後、先に入った車優先」というものもあります。高速道路に料金所がないので、一般道と区別がつかず、パニックになることもあるようです。ハワイでは、停車中のスクールバスの側面を通過することが禁止されていますので、これも注意してください。

国によって特殊なルールがあるので、事前に勉強しておいた方が安心です。また、日本では道路の整備が行き届いていますが、海外では先進国でも道路に大きな穴が開いていたり、段差があったりすることが珍しくないので、注意して走ってください。 なお、一般的な海外旅行保険では、レンタカー運転中の、自身のケガしか保証されません。対人、対物賠償責任、車両損害については保証されないので、万一に備えて渡航先のレンタカー会社でも保険に入っておきましょう。レンタカーを借りる際に手続きできますので、難しいことはありません。長期の海外赴任などの場合は、現地で任意保険に加入してください。慣れない土地での運転ですので、不測の事態は起きやすいです。保険には加入しておいた方が安心です。

トラブルが起こったら

パトカーに停車を命じられた場合は、ウインカーを出して速やかに停車します。警官が近づいてくる間、決してハンドルから手を離してはいけません。同乗者も、ジッとしているようにします。警官の指示の前から免許証を出そうとポケットに手を入れると、拳銃を出そうとしていると勘違いされかねません。国や地域によっては、座席に購入した酒類があるだけで犯罪となることがあります。スーパーなどでの購入品はトランクに入れた方が良いでしょう。

もし慣れない道で方向を見失ってしまったら、安全な場所まで向かって、引き返す方がいいでしょう。慌てて戻ろうとしたり、交差点でむやみに曲がってしまったりすると、危険です。しばらく走って、ガソリンスタンドやホテルなどに入って、道を確認します。慣れない場所での運転ですので、パニックに陥るのが一番怖いです。また、何台かで走行している場合、無理について行こうとせず、安全第一で走行しましょう。ナビ付きの自動車が借りられなかった場合に備えて、空港からホテルまで、など目的地までの道順を下調べしておくこともおすすめします。海外では、道路標識なども不親切なので、だいたいの道筋を覚えておけば安心です。運転マナーも、クラクションやあおりなどが横行している地域もありますが、トラブルの元となりますので、つられて荒い運転にならないようにしてください。到着した当日は、疲れが出やすいので運転時間は少なめに見積もっておきましょう。