車に積んでおきたい防災グッズ

最低限用意しておきたいもの

地震や火事、水害など、いつ起こるかわからない緊急事態に備えて、自動車に防災グッズを積んでおけば、持ち出しやすいです。家にいるときだけでなく、自動車の運転中に災害に遭うかもしれません。家屋が倒壊したときにも、車に防災グッズを備えていれば安心です。

水・食料

まず、生きてゆくために必要なのは水です。一人当たり1日3リットル用意しておくのが理想です。500mlのペットボトルが便利です。水が腐敗してしまうと、伝染病の原因にもなりますので、消費期限はこまめにチェックしましょう。次に重要なのは、食料です。パサパサなもの、塩辛いものは避けます。水分を欲してしまうからです。缶切り不要な缶詰や、ゼリー飲料、缶入りパンなど、災害直後でも開けるだけで食べられるものがよいでしょう。また、乳児のいる家庭ではミルク、ペットがいる場合はペットフードも用意しておきたいものです。

簡易トイレ

災害時にはトイレが使えない状況もあり得ます。渋滞のときなどにも使用できるので、小さな簡易トイレは車に載せておきましょう。ティッシュペーパーも必要です。

タオル

お風呂に入れない状況が考えられます。水で絞って体を拭いたりするのに用意しておきましょう。バスタオルであれば、骨折したときの三角巾にもなります。さらに、自動車がスタックしたときの脱出にも使用できます。

電気の確保をする

非常時に正確な情報を仕入れるためにも、電話やラジオなどを使える状態にしておくことは重要です。

乾電池・懐中電灯

携帯用電気機器に使える乾電池は用意しておきましょう。携帯電話の乾電池式充電器も準備しておきます。家族と連絡をとったり、情報を得たりする必要があるので携帯電話は必要になります。乾電池は、長期間置いておくと電圧の降下や液漏れすることがあるので、こまめにチェックします。

最近では、乾電池不要の、手回し充電器もあります。ラジオが聞けるものもあるので、多機能なものを用意しておくと安心です。

車のエンジンがかからない場合に、明かりをとるため懐中電灯があった方が良いです。夜間の自動車のトラブルが、日常であったときにも便利です。ヘッドライト型のものだと、両手で作業することができます。

インバーター電源

一部の車では、1500wという非常に高い出力ができるACコンセントを備え付けたものもあります。一般的なガソリン車でも、燃料があればシガーソケットなどを利用してDC12VからAC100Vに変換することができるインバーターが発売されています。1500wあれば、いろいろな電気製品の充電ができるので、是非購入しておきましょう。日常の自動車移動の際にも便利です。

あると安心な防災グッズ

スペースに余裕があれば、より安全で快適な生活が送れるようなグッズもそろえておくとよいでしょう。避難生活が長期になっても安心です。

防寒具

災害が起きたのが気温の低い季節の場合や、雨が降っている場合にはレインコートやアルミシートがあると安心です。着古したダウンジャケットなどでも良いでしょう。空気を抜ける圧縮パックなどで小さくなります。大雪で車が立ち往生した際にも必要になります。避難場所では、硬い床に寝ることになるので、寝袋があればさらに安心です。大きさはいろいろありますが、車の収納スペースに合わせて選びましょう。また、使い捨てカイロも長期間保管できるので、用意しておきます。寒さは体力を奪いますので、防寒具はあった方が良いです。

災害時には落下物やガラスの破片でケガをする可能性は高くなります。絆創膏、ガーゼ、消毒液なども常備しておきます。 災害時だけでなく、アウトドアでのレジャーのときにも安心です。 持病がある場合は、非常時用の薬を用意しておきましょう。

軍手、マスク、ロープ

車を降りての作業に備えて、軍手などを積んでおきます。自動車周辺の障害物を動かさなければならない状況もあります。車の整備にも使え、たき火をする際には軍手は必需品となります。

マルチツール

自動車が水没したときに脱出するため、窓ガラスを割るハンマーも必要です。先端が尖ったものは、車の強化ガラスでも割ることができます。シートベルトを切断するカッターが反対側に付いているものもあります。ツールナイフも一緒に積んでおきましょう。

ビニール袋・新聞紙

災害時にはビニール袋が重宝します。袋に新聞紙を入れれば、便の処理ができますし、頭と手の部分を切り抜けば防寒具にもなります。

新聞紙にラップをひけば食器になります。また、新聞紙を丸めれば添え木にも使えます。 その他にビニール袋でご飯を炊くこともできます。まず、米1合に対して同量か200ccの水を入れます。袋の口を縛ります。鍋に水を入れ、袋ごとゆでます。15~20分で炊き上がります。非常時は袋のまま食べます。ゆでた水も、再利用するか、飲用ではない水を使えば無駄がありません。レトルト食品がある場合は、一緒に温めると良いでしょう。味噌汁を作るには、水、乾燥ワカメ、かつおぶし、味噌を適量いれて温めるだけです。非常時には温かい食べ物がないので、このような方法を覚えておくと大変便利です。出るゴミも少ないので、アウトドアの際にも使えます。余裕のある時に、実際にやってみて、コツをつかんでおくことも大切です。

災害には遭わないことが何よりですが、突然襲ってくるものなので、日ごろから心の準備をしておきたいものです。